-引越し記事-
“しまちき”の事を残そうと決めたけど、その為の“思い出す作業”は、やっぱり辛い。
あえて、考えないようにしてきたからよけいに。
なかなか進まないけど、少しずつ・・・・。
まだ、一人暮らし用ブラウン管テレビだった頃の話。
しまちきの“いつもの居場所”の1つがテレビの上。
あったかいし、なにげに注目されてる風なのが良いらしい♥
（写真、古っ・・・、決して白黒写真の時代じゃありません！）
床から、テレビ台の上のテレビの上にジャンプ！
だいたい何かが画面に垂れてるのよね。（わざとだと思う。てか大きさの問題か。）
そして買い替えの時。
当然液晶テレビなんだけど、何が行われているか理解してないしまちゃんは、設置作業中の電気屋さんの足を、楽しそうにガシガシ噛みながら、どこまで怒られないか判断中。（電気屋さんサービス業ですから・・・）
電気屋さん退散後、まぁ見ごこちチェックしますよね。
しばらくして、テクテクやってきたしまが、TV正面床で“フッ”て腰を落とした！！
「？？！！あ～～～～～」
・・・・既に遅し・・・(>_<)
テレビ正面床から、テレビ上を飛び越え裏側にガシャガシャと消えていったしまちき。
そして、ガシャガシャと裏から出てきた。まんまる目で。
ぐぅ～・・・笑っちゃいけない・・・けど。
こういう時は絶対目合わせないし、こっちを見たとしてもなんか怒ってるのよね。
いろんな本によると、笑うと傷つくらしい。
ごめんよ～。陣取る奥行きがないのよ～。
かかえて、先に見せてあげれば良かったね。
正面（しかも下）から見たら大きさも場所も殆ど変わってないし、HITACHIからSHARPに変わったとかわかんないよね、そりゃ。
そうとうショックだったのか、しばらくはテレビの前を横切る時、立ち止まってよく見上げてたな。
『あそこはおそろしいところだ』みたいな顔で。
いや、『もう1回やってみるか』だったのか。
私も、しま付きテレビが見れなくなって残念よ。
きっとこの頃は、ねこがいる沢山のお家で、同じちょっと寂しい思いをしたでしょう。
ありえないけど、「しまちゃんの為にブラウン管にすればよかったかも」と少し思わせるネコってすごいね。
